【One Of These Nights】 Eagles
イーグルスが1975年6月に発表した
4枚目のアルバム。
初めて全米No1ヒットを獲得し、
名実共に70年代を代表するバンドとなった
記念碑的作品。
元々はカントリー・ロック志向が強いバンドだったのが
ドン・フェルダー(Gt)の加入などにより、
前作あたりからロック色を強め、
その影響かどうかは定かでは無いが、
ヘンリー/フライの名コンビがさらに進化。
名楽曲を連発する。
が、
ヘンリー/フライの進化は
音楽方面だけではなかったらしい。
ギターのバーニー・レドンは
そんな2人に愛想を尽かし
音楽的な方向性の相違もあって
アルバムリリース後のツアーには同行したものの、
1975年12月に脱退してしまう。
結果、これが、
後任のジョー・ウォルシュを迎え、
よりロック色を強めることで、
後の傑作『ホテル・カリフォルニア』に続くのだが、
このアルバムが、
ファンの間で愛されているのは
やはりレドンの姿が見え隠れするところにある。
リード・ボーカルこそヘンリーに奪われているが、
レドン作の『Holywood Waltz』は素晴らしき名曲だと思う。
ぜひ、あなたのコレクションに入れてほしい。
個人的評価(100満点):76点
Eagles - One of These Nights 1977 Live)
グレン・フライの功績に敬意を表して 2016年初旬