【Xanadu】　Electric Light Orchestra / Olivia Newton-John

1980年に公開された、

オリヴィア・ニュートン・ジョン主演の

映画のサウンドトラック『ザナドゥ』。

黄金期を迎えていた

ジョン・ファーラーの２人が片面ずつを

プロデュースしています。

A面（死語か？）に当たるトラック1～5がELOサイド、

B面のトラック6～10がオリビアサイドになっているが、

輸入版では逆で、

A面がオリビアサイドになっていて、

"Magic"から始まるので

購入時にはその辺の考慮も必要かも知れない。

まあ、映画のほうは

何も聞かないでスルーして頂きたいのだが、

このサウンドトラックは見事に大ヒットしました。

サウンドトラックという企画物のアルバムとは

思えないほどの完成度の高い曲が並び、

さらにはオリビアの新しい魅力を引き出すことにも成功。

しかも、

このアルバムからは5枚もヒットシングルを出している。

オリビアサイドも大変素晴らしいのだが、

やはり取り上げなければいけないのは

ELOのリーダー・天才ジェフ・リンの存在でしょう。

世界最高のメロディメーカーと賞賛されるその手腕が

遺憾なく発揮されています。

ELOサイドの５曲はいずれも素晴らしく、もはや脱帽。

なお、日本で一番売れた ELOのアルバムでもある。

ELO屈指の名曲

３曲目の『Don't Walk Away』と

４曲目の『All Over the World』は必聴、

そして皆さんご存知の『Xanadu』、

オリビアの代表曲『Magic』や

ヒットした『Suddenly』など

持ってて損はしないアルバムです。（断言）

ちなみに『Xanadu』のELOセルフカバー・バージョンも

あるので、そちらも機会があれば聴いてほしい。

ぜひ、あなたのコレクションにも。

個人的評価（100満点）：76点

おつまみミュージック