【Raised on Radio】 Journey
1986年に発表された
黄金期ジャーニー9枚目にして
ラストアルバム
大ヒットを連発していたジャーニーも、
裏では様々な問題を抱えており、
実際、このアルバムの制作時にいたメンバーは
スティーヴ・ペリー(Vo)、
ニール・ショーン(Gt)、
ジョナサン・ケイン(Key)のみ。
(スティーヴ・スミス(Dr)は一部参加)
時代は1980年代に起こったMTVブーム全盛期。
ラジオ文化に対する
ジャーニーからの想いが込められている様に感じる。
アルバムの内容は
今までのハードロック色が幾分薄れ
タイトル通りに
ラジオ受けしそうな楽曲が並ぶ。
スティーヴ・ペリーのヴォーカルも
生き生きしてて素晴らしい。
その結果、
アルバムは見事にヒットして
ビルボード・チャートで第4位を記録する。
ヒット・シングルも
過去最多の5曲が生まれている。
アルバムもヒットしたので、
このまま良い方向へ向かうかと思われたのだが、
この年のライヴ・ツアーを
スティーヴ・ペリーが約4か月でリタイア。
そのまま、バンドの活動は停止してしまう。
その後、各メンバーは
ソロ活動の方に力を入れてしまうため、
再び、ジャーニーの姿を観れるのは
それから10年待たなくてはならない。
ぜひ、あなたのコレクションに。
個人的評価(100点満点) : 78点